最近よく耳にするようになった「終活」「エンディングノート」という言葉。ご存じの方も多いと思います。
私は「終活」という言葉のイメージとして、エンディングノートに介護や葬儀の希望、財産や死後の必要な手続き等について記したり、身の回りの物を整理するなど、「亡くなった時のために備える」というイメージが強い印象でした。しかし先日、先輩行政書士の先生が講師をされている終活・エンディングノート関係のセミナーを受講したとき、第一に「終活は楽しむものでないといけない。自分が楽しく生きるためのもの」ということをおっしゃっているのを聞いて、ハッとしました。
誰かのためにするものではなく、「自分がどう生きたいか」という視点で、今後の人生設計を考えるためのきっかけのひとつとして、「終活」を行うということ。とても重要なことだと思いました。
「いつか、相続人が困らないように」という理由で終活やエンディングノートの作成を行う方も多いと思いますが、その想いの原点として「自分が心置きなく今後の人生を楽しむため」「自分の納得のいくように生きたい」という気持ちを大事にすること。終活やエンディングノートは、自分の気持ちや現状を整理するためのツールのひとつなんだな、ということに気づかされました。
「終活」という名前の印象から、マイナスイメージを持っている方は、「自分の生き方は自分で決めていいんだ」という前向きな視点で考えてみると、「終活」の本来の目的である「自分が楽しく生きること」に繋がるのではないかな、と思います。
(※エンディングノートは遺言書とは異なり、法的効力のあるものではありません。ご自身の人生を豊かにするための手段のひとつとして、ぜひご活用ください。)